GRADUATE SCHOOL 大学院

研究科長挨拶

研究科長 江川 幸二
研究科長 江川 幸二

少子高齢社会による多死社会の出現、格差社会の進展に伴う健康格差、地球温暖化に伴い頻発する自然災害の発生、グローバル化に伴う新型インフルエンザなど新興・再興感染症のアウトブレークの危険性、遺伝子治療や再生医療など高度な医療技術の進歩、AI(人工知能)・ロボットなどの高度な科学技術の進展など、現代社会は大きな変化の中にあるといえます。これらは保健・医療・看護と無関係ではなく、保健・医療も大きな変革の渦の中でそれに適切に対応していかなければなりません。

こうした変革の時代において、看護大学には多様化・複雑化する社会のニーズに対応しうる看護人材の育成と,それを実現するための質の高い教育研究の実施が求められています。本学の大学院の博士前期課程は、このように変動するヘルスケアシステムに対応して、高度な看護実践や看護管理、教育・研究を遂行できる人材を育成し、博士後期課程では看護学の理論的基盤構築や看護実践の質向上を目指した研究を自立して行う能力を育成することを目的としています。

そのために看護学研究科博士前期課程には、現在13分野の研究コース、7分野のCNSコース、2分野のマネジメント実践コース、および助産学実践コースと多様なコースを開設しています。また博士後期課程では、看護基盤開発学領域と看護実践開発学領域の2領域の中に11分野を配置して院生の受け入れをおこなっています。

本学は2019年度より公立大学法人となりました。法人化のメリットである迅速かつ柔軟で戦略的な意思決定が可能となったことで、今後は中期目標・中期計画をもとにして、さらに魅力的な大学院を目指して変革して参ります。その第一歩として、院生の国際学会への参加や発表を支援するための奨励金制度を導入しました。また英語を母語とする専任教員の採用により、国際学会発表・英語論文作成の支援を開始しています。これからもさまざまな変革を実行し、院生にとって魅力あふれる大学院づくりを目指します。

キャリアアップを考えておられる方は、是非本学の大学院で、高度な看護実践力の修得や看護の知の探究をしてみませんか。