神戸市看護大学では、「いちかん手作りマスクプロジェクト」と題して、新型コロナウイルス感染症の軽症者向け宿泊療養施設で過ごし、退所される方などへ向けて手作りマスクの作成と寄贈を行っています。
「いちかん手作りマスクプロジェクト」とは
感染拡大に伴い、市場でマスク不足が深刻化していた4月上旬、教員の家族から手作り布マスクの寄付を受けたことをきっかけに、自分たちも布マスクを作成し必要としている人に届けたいという看護学部の学生と教職員有志による「いちかん手作りマスクプロジェクト」が発足しました。
手作りの気持ちがこもったマスク
布マスクの型紙の使用許諾をとった上で、趣旨に賛同した学生が動画で作成方法を学び、オンライン授業の合間に自宅で布マスクを作成しました。励ましのメッセージを同封し、療養施設を退所される療養者の皆様に届けています。
学生の声
手作りマスクを作成した学生からは、「初めてマスクを作って、ミシンも使えるようになれてとても楽しかったです。」などの声が届きました。
今後
今後は、軽症者向け宿泊療養施設のみならず、毎年本学にご協力いただいているボランティアの方やマスクが不足している介護施設などにもお届けが出来るよう、プロジェクトを展開していきたいと思っています。
嬉しい声が続々と
療養者の方からは、「退所後にマスクを買いにいかないといけないと思っていたので嬉しい」と、喜んで頂いています。