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【教育ボランティア導入授業】多職種連携Ⅰ(病気と付き合いながら生活する人々を知ろう)

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【教育ボランティア導入授業】多職種連携Ⅰ(病気と付き合いながら生活する人々を知ろう)

授業の概要

  • 日時:2019年10月5日(土)、19日(土)
  • 対象学生:1~2年生40名
  • 教育ボランティア参加者:15名
  • 担当教員:片倉、丸尾、大瓦

「多職種連携Ⅰ」の科目は、今年度から本学の正式な科目となった新しい科目です。医療の進展に伴い、複雑な治療を受けたり、複数の病気をもちながら生活する患者・家族に最善の医療を提供するため、複数の専門職が協働することの必要性が求められます。学生の頃から複数の専門職が互いに学び合うことが、将来、チームとして活動するうえで重要な力となると考えられています。

この科目では、本学の学生と神戸学院大学の複数の学部の学生が、10人1組となってチームを組み、自分が専門とする職種の専門性を他の学生に紹介する等の意見交換を通して互いの理解を深め、傷病経験や介護経験のある地域住民の方々にそのときの体験や生活、医療職者との関わりについてインタビューを行い、自分が専門とする職種は何ができるか、他の専門職とどのように連携と取ることができるだろうか考察していきます。今回は、傷病経験や介護経験のある地域住民の方々として、15人の本学の教育ボランティアの方々にご協力いただきました。

教育ボランティアの方からは、「各学部の学生が満遍なく質問してくれてよかった」「病気から得られた人生訓を学生に伝えられてよかった」という感想や、話を聞く姿勢や態度といった点も医療職者として重要であるというご意見もいただきました。

また、学生からは、「他学部の学生の意見からたくさんの新しい視点を得ることができた」「インタビューを通して、他学部の学生の質問内容が全く異なっていたり、インタビュー内容を振り返ったときも、注目するポイントが違うことに驚くとともに、他職種の視点に立つことや患者・家族にとってのチーム医療の大切さを学ぶことができた」という意見がありました。

教育ボランティアの皆様には引き続き、ご自身の貴重な体験を将来の医療職者に向けてお話いただけると幸いです。

 

 

 

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