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2025年度 第4回『もの忘れ看護相談』を開催

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2025年度 第4回『もの忘れ看護相談』を開催
2025年度 第4回『もの忘れ看護相談』を開催
2025年度 第4回『もの忘れ看護相談』を開催

地域の皆さまを対象に、2025年度第4回『もの忘れ看護相談』を11月7日(金)に本学ホールで開催しました。

もの忘れ看護相談は、兵庫県看護協会と協賛で実施するいちかんまちの保健室の活動の1つで、もの忘れや認知症の人とその家族が地域で安心して暮らし続けられるよう、知識の普及啓発のための30分間のミニ講義と希望者に教員が対応する個別相談です。2012年に開設以降、毎年3回~4回開催し、老年看護学分野教員と学生ボランティアである大学院生・学部生により運営しています。

今回は13名の方にご参加いただき、そのうち8名の方がリピーターとなっていただいております。継続して参加していただいている方から、少しでも状況が良い方向に向かっているなどのご報告をお聞きするたびに、私たちも大変うれしく感じています。顔なじみの関係が築かれることで、より相談しやすい雰囲気が生まれ、今後起こりうる些細な変化や悩みも気軽にお話しいただける場であり続けたいと思います。

今回のミニ講義は、「もし、あなたが、家族が​認知症といわれたら ​~あなたや家族のこれまでの暮らしを続けるために~​」をテーマとし、認知症と診断された際の気持ちの理解や、診断を受けても生活がすぐに変わるわけではないことをお伝えしました。また、認知症の予防や進行を緩やかにする具体的な方法として、学部4年生が中心となり「コグニサイズ」を紹介し、参加者の皆さまと一緒に実践しました。アンケートでは「とても参考になった」「コグニサイズなどの運動を継続して取り入れたい」といった前向きなご意見を多くいただきました。

今年度も多くの方にご参加いただき、心より感謝申し上げます。次年度も、地域の皆さまの不安や疑問に寄り添い、より豊かな暮らしの一助となるよう、充実した内容で開催を継続していきたいと考えています。もの忘れや認知症に不安のある方、ご関心がある方は、ぜひお気軽にご参加ください。教員・学生一同、お待ちしております。なお、ご事情により大学までお越しいただくことが困難な方はもの忘れ看護電話相談を是非ご利用ください。ご予約は、本学までご連絡ください。

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