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【教育ボランティア導入授業】基礎看護技術演習Ⅰ(安楽を促す看護の方法「罨法」「足浴」 )

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    授業の概要

    • 日時:2009年11月4日(水)
    • 対象学生:1年生
    • 教育ボランティア参加者:6名

    教育ボランティアの皆様には、倦怠感と発熱のために3日間入浴しておらず足先が冷たく感じると訴える患者を演じていただき、ベッド上での足浴に応じていただき、また、学生が実施したケアについての意見交換の場に参加し、気付きや意見、感想等を述べていただきました。

    学生は、教育ボランティアの皆様から、湯の温度や安楽枕の位置などについてその場で希望を聞くことにより、その患者のその時の状況に応じた援助方法について考え援助する学習ができました。また、背の高い患者の場合では、足元のベッド柵が援助の妨げになったりベースンに足が入らなかったりしたために、どのような体位の工夫が必要であるかについて考える機会となり、さらに、難聴の方に対しては聞こえる側からコミュニケーションをとったり、足の小指に支障がある方に対しては、援助を実施する前に情報収集をしたりすることができました。このように、事例を踏まえながら、教育ボランティアの皆様のその時その場での言動を受けて対応していくこと、その患者やその状況に応じた援助を考える力を習得する有効な学習であったと考えられます。

    また、「指の間が一番汚れるのでもっと洗って欲しい」「もっとしっかり水分を拭き取ってほしい」などのご意見をいただき、援助に対する率直な意見、評価を得ることで今後の課題を明確にすることができました。

    「丁寧に声をかけてくれたので安心できた」「一生懸命さが伝わってきた」「手の感触で優しさが伝わった」など実感したことを話されていました。また、上記のように学生に対して課題となることも伝えていただきました。

     

    授業の様子

     

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