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【教育ボランティア導入授業】基礎看護技術演習Ⅰ(排泄を促す看護の方法「床上排泄」「腹部マッサージ」「腰背部温罨法」)

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    授業の概要

    • 日時:2009年12月9日(水)
    • 対象学生:1年生
    • 教育ボランティア参加者:6名

    教育ボランティアの皆様には、ベッド上で排泄の援助を受けるという想定場面で患者役を演じていただき、学生のケアについての意見交換や評価の場に、ケアを受けた当事者として参加いただきました。

    患者の羞恥心に配慮するだけでなく、的確な援助(便器に殿部が乗っていることを確認する、排泄後の清潔を確実に行うなど)を行うことの必要性を実感できていました。また、患者の自立度を考えて、どこまで自分で行ってもらうとよいのか、その際、患者にどのように説明するとよいのかを考える機会となっており、自立を促す援助が羞恥心への配慮にもなることを学んでいました。さらに、技術が未熟で援助がスムーズに行えなくても、ひとつひとつ確認をしながらケアを行うことの大切さも学んでいました。

    教育ボランティアが初めての方からは「学生の役に立てているのか」「いろんな要求を学生にして申し訳なかった」という意見もあったが、援助後の意見交換では、患者としての意見をしっかり述べてくださり、学生に対しても応援メッセージをいただきました。このこと自体、学生にとって意味ある体験であることを、教員からフィードバックすることで、教育ボランティアとしての役割を担えていることの実感につながったと考えられます。また、学生の援助に対しては、ほとんどの人が一生懸命な態度を好ましく受け止めていました。

     

     

    授業の様子

     

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