【教育ボランティア導入授業】老年健康生活支援論
授業の概要
- 日時:2010年11月12日(金)
- 対象学生:1年生
- 教育ボランティア参加者:1名
人生の歴史、現在の生きがい、健康な生活を維持する工夫などをお話しいただきました。以下に学生の感想を掲載します。
- 高齢者の方から生の体験、歴史を聞くことは、本やその他のメディアから情報を得ること感じ方が異なり、身近に感じられた。
- 実際に体験された方の声は、一言で当時どれくらい苦痛であったかが重く伝わってきた。
- 戦争ついて、これまであまり人々の暮らしを聞いたことがなかったので、今回詳しく生活のことや思いを聞くことにより、“大変”という言葉以上のものだったのだと知ることができた。
- 戦争によって失ったものは、自分が思っているよりも大きいのだと感じた。
- 当たり前のように思っているようなことにももっと感謝の気持ちを持つことが大切だと思った。
- 戦争を体験した方からのお話も、あとどれくらい学生たちは聞くことができるだろうと思うと、私たちはこの時間をとても大切にしなければならないと思った。
- 戦争などの厳しい現実を経験したからこそ、今のNさんがあると思った。
- “三尺のさおを上下するかたつむり”自分のできることを精一杯するという考え方には共感できた。
- 同じ時代を生きてきたわけではないが、同じ人間としてこうありたいと願うことや、してもらって嬉しいことなどは同じなのだと改めて感じた。
- 先人に学ぶということは、とても大事だと思った。
- みな同じように老いていくのではなく、老い方も人それぞれ違うのだということを感じた。
- 高齢者の方は皆それぞれ人生の背景が違うので、その方の生き方を尊重して接することが大切だと考えた。
- 健康に老いることの大切さを感じた。
- 看護師の患者に与える影響の大きさを改めて教えられた。
- 体だけでなく心も健康にできるような看護師になりたいと思った。
- 講義を受けて、自分のこれからの人生について、看護師について考えるきっかけになった。
- Nさんの体験を聞いて、一瞬一瞬を大事にして生きようと思った。
- Nさんのようにいろいろなことに挑戦し、充実した毎日を送って、自分が高齢者になった時に自分で誇れるようになりたいと思う。
- 高齢者の方からいろいろな話を聞くことは、私たちの想像力を豊かにし、人生観を変化させてくれるようなすばらしいことだと思った。
また、教育ボランティアさんからは、「若い学生の前で話す体験をこの歳になって得られたことに感謝している。話したいことはたくさんあるが準備したように話せず、うまく伝えられたか不安だ。看護師になる学生には自分の生きてきた体験を話すことで平和の大切さを感じてもらいたい。大学で話をすることは自分にとってもよい経験になり元気が逆にもらえた。これからも神戸市看護大学でのボランティアには協力していきたい。ボランティア活動はほかにもたくさん参加しているが自分にとって社会につながっているということで生きる意欲につながっている。」という感想をいただきました。