本文までスキップする

【教育ボランティア導入授業】基礎看護技術演習Ⅰ(排泄を促す看護の方法「床上排泄」「腹部マッサージ」)

Category
Archive

    授業の概要

    • 日時:2010年12月1日(水)
    • 対象学生:1年生
    • 教育ボランティア参加者:5名

    教育ボランティアの方には、ベッド上で便器を挿入して排泄の援助を受けるという場面の患者役を演じていただき、また、学生が実施したケアについての気付きや意見、感想等を述べていただきました。

    ボランティアの方から「便器の位置が適切なのか不安だった」「大丈夫ですかという質問だけでは患者にとれば何が大丈夫なのかはわからない」「床上での排泄は不安なので、十分な説明や声かけをしてほしい」などの意見をいただき、患者が安心して安楽に排泄ができるための技術の習得及び患者の立場に立った説明の必要性について学ぶ機会となりました。また、演習中に「音や臭いが気になる」「恥ずかしい」等、排泄の援助を受ける患者の思いを学生に伝えてくださったため、プライバシーに配慮しながら援助を行なう必要性について考え、工夫し、実践する機会となりました。

    このように、教育ボランティアの方は、手技のことだけでなく、患者の立場に立った説明の必要性やプライバシーへの配慮、不安について感じたことを話してくださいました。

    患者の羞恥心やプライバシーへの配慮についての学習は、学生同士の演習だけでは十分とは言えないため、ボランティアさんへの援助を通してこれらの学びを深める機会になると思われ、有効な学習であると考えます。

     

    授業の様子

     

    1. Home
    2. 過去のイベント報告
    3. その他
    4. 【教育ボランティア導入授業】基礎看護技術演習Ⅰ(排泄を促す看護の方法「床上排泄」「腹部マッサージ」)