授業の概要
- 日時:2012年7月27日(金)
- 対象学生:大学院博士前期課程精神看護学専攻
- 教育ボランティア参加者:5名
精神看護学専攻の大学院生が講師となり、教育ボランティア5名(男性2名、女性3名)の方に参加して頂きリラクセーションの演習を行った。
最初に院生がストレスの概念、ストレスが心身に及ぼす影響について説明し、参加者に各自の体験について語ってもらった。その後全身の筋肉をリラックスさせる漸進的筋弛緩法と呼吸法を参加者の人たちと実施した。呼吸法はマットレスに横になって実施したが、リラクセーション効果からか実際に眠ってしまう人もいた。
参加者からは、「これから家でも時々やってみたい」「まちの保健室でもとりあげると喜ばれると思う」「今までヨガやストレッチを行っていたが、これらもストレス緩和に役立っていることが分かった」などの意見が聞かれ、ストレスやリラクセーションに関する理解が深まると共に実際に役立つ授業となった。
大学院生は、住民ボランティアの方に参加して頂くことによって、対象者に合わせた授業内容や展開方法を考えること、また一方的な授業ではなく参加者の反応をみながら授業を進めていく必要性などを学習することができた。