授業の概要
- 日時:2013年7月22日(月)
- 対象学生:大学院博士前期課程
- 教育ボランティア参加者:11名
- 担当教員:安藤
7月22日(月)13:10~14:40、ユニティー1階の和室で、大学院精神看護援助論Ⅴの授業の一環として「リラクセーションの演習」を行いました。猛暑にも関わらず11名の教育ボランティアの方々が参加して下さいました。実施者は精神看護学専攻の大学院生4名です。
初めに院生が、ストレスの概念、ストレスが心身に及ぼす影響、リラクセーションの概念と方法についてのミニ講義を行いました。その後全身の筋肉をリラックスさせる漸進的筋弛緩法と呼吸法を参加者の人たちと一緒に実施しました。筋肉をリラックスさせた後にマットレスに横になって呼吸法を実施しましたが、リラクセーション効果からか、途中で寝息をたてている方も見受けられました。
呼吸法は大学院生の誘導で行いましたが、参加者から、「声の誘導を録音したCDが欲しい」という要望もありました。また2つのリラクセーション法について「これから家でもやってみたい」、「頸部の手術の後、首や肩の筋肉が緊張していたが、筋弛緩法でとても緊張がとれた」などの意見をいただきました。授業の資料については、「文字が大きくて後で参考にしやすい」「漸進的筋弛緩法など言葉が難しい」という意見もいただきました。また今回はユニティーの和室で授業を行いましたが、隣室を別のグループが使用していたため、「隣の声が聞こえてリラックスできなかった」、「枕がなかったので苦しかった」などの貴重な意見もいただきました。
大学院生は、住民ボランティアの方に参加して頂くことで、事前準備や演習を行う環境の重要性、参加者に合わせた授業内容や展開方法を工夫する必要性などを学ぶことができました。ご協力いただいたボランティアの皆様に深く感謝申し上げます。
授業の様子