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【教育ボランティア導入授業】慢性病療養生活支援論

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    授業の概要

    • 日時:2013年11月6日(水)
    • 対象学生:2年生
    • 教育ボランティア参加者:2名
    • 担当教員:池田

    慢性疾患は治癒が見込めないことから、患者さんは痛みのコントロールや食事療法、運動療法をはじめとするさまざまな療養法を、生涯にわたり継続する必要があります。今回は、十二指腸潰瘍の方と脊椎間狭窄症・高血圧とともに生活をされている方、お二人に来て頂き、「慢性疾患とともに生活するとは、症状や体調の見かたやコントロール法について、慢性疾患とつきあうコツなど」を語って頂きました。

    発症から診断、治療法の選択に至るまで、ご自身がどのような体験をされてきたのか、どのような悩みや困難があり、それをどのように克服されてきたのかについて、具体的に、わかりやすく、語って頂きました。また、お二人には事前に簡単な記録を書いて頂き、それを講義の参考資料にさせて頂きました。学生には事前に疾患について学習しておくように伝えました。

    授業当日、お二人の講話を聴いた学生は、ご自身の病気のことをきちんと理解され、日々変化する症状の変化を把握している様子を伺い、「自分の病気のことを良くわかっているので驚きました。」「家族のサポートの仕方は、人それぞれであることがわかりました。」「人生や生活に自分の目標をもつことの大切さを学びました。」「もし、自分はこれほど多くの病気をもっていたら、きっと自己管理できないだろうと思った。」などさまざまな視点からの感想や意見をつづっていました。

    慢性疾患とともに生きるためにもっとも大切なことは、お二人が語っておられたように、人生や生活に目標をもつこと、知識をもち症状と気長に付き合うことです。また家族との関係を維持することも大事です。

    今年も授業のねらいは十分に達成できましたので、来年もぜひ教育ボランティアさんの協力をお願いしたいと考えています。

     

    授業の様子

     

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