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2023年11月30日に、独立行政法人国際協力機構（JICA）の「看護サービス人材育成プロジェクト」における研修が本学で開催され、バングラデシュより14名の看護系大学の学長と行政担当者が来校されました。

研修では、まずはじめに、江川学長からの来校のご挨拶と交流の後、本学の岩本里織いちかんダイバーシティ看護開発センター長から本学の組織運営、カリキュラムの設置基準、委員会活動などについての講義が行われました。

その後、学内視察で講義と演習を見学されました。演習では、学生2名がペアでそれぞれ患者役と看護師役となって洗髪の実技を行っているところを見学いただきました。バングラデシュの研修参加者からは「実技は人形が足りないために十分に行えないと思っていたが、このように学生同士で行えることが分かって良かった」との感想をいただきました。

研修参加者との交流会では、組織や委員会運営についての質問に本学の学長や看護系教授が時間の許す限りお答えしました。研修参加者より、「様々な研修の中でも大学の教育現場を視察することができた本研修はとても有意義だった」とのご意見を頂き、本学の参加者にとってもバングラデシュの看護教育の実状や今後の課題に触れることのできる貴重な機会となりました。