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【教育ボランティア導入授業】基礎看護技術演習

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    授業の概要

    • 日時:2014年6月18日(水)
    • 対象学生:2年生92名
    • 教育ボランティア参加者:12名
    • 担当教員:澁谷、柴田、玉田、赤田、江口、後藤、谷川

    6月18日(水)、午前、午後合わせて12名の教育ボランティアさんが参集してくださり、基礎看護技術演習Ⅱの『総合演習』を行いました。この演習は、基礎看護技術のまとめの学習であり、9月に行う基礎看護学実習に向けての準備となる学習です。

    教育ボランティアさんは肺炎で入院された患者になってくださり、学生は、検温、清拭、足浴、更衣、車いすでの移送などの看護技術を実施させていただきました。学生は、これまでは学生同士での演習をしてきたので、一般の方に援助を実施するのは今回が初めての経験です。教育ボランティアさんの迫真の演技のお陰で、患者さんの「しんどさ」を目の前にしてどのように対応してよいのか困ってしまう学生もいました。事前学習と十分な練習をして臨んだものの、やはり患者さんの訴えや症状にその都度対応するためには、まだまだ知識や技術が不足していることに気づかされました。また、実際の患者さんからはあまり聞くことができない患者の本音・・・「こんな風にされると患者は気持ち悪い」「こういう話し方では伝わらない」などの厳しいアドバイスもいただきました。この体験は、今後の実習だけではなく、看護師としても将来に活かせるものと思います。

    一方で、教育ボランティアさんは「一生懸命にやってくれていた。それが嬉しかった」「誠実さがとても伝わってきたよ」などの感謝の気持ちも言ってくださいました。学生は、こんなに未熟なケアでも喜んでいただけることに「看護っていいな」「看護の道を選んで良かった」と看護する喜びを感じていました。教育ボランティアさんの中には、実際に来週から入院予定の方もおられ、帰り際に「学生さんから力をもらいました。」「元気になってまた来年も来ます。」と言って、学生と涙で握手を交わされるシーンも見られました。

    このような温かい交流を通して看護を教えてくださる教育ボランティアさん。本当にありがとうございます。来年もどうぞ宜しくお願いいたします。

     

    授業の様子

     

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