【教育ボランティア導入授業】精神看護治癒論Ⅲ
授業の概要
- 日時:2015年8月7日(金)
- 対象学生:大学院博士前期課程
- 教育ボランティア参加者:9名
- 担当教員:安藤、山岡
- プログラムの構成:リラクセーションについての講義、漸進的筋弛緩法の実施、呼吸法の実施、全体の振り返り
8月7日UNITY1階の和室にて、大学院精神看護治療論Ⅲの授業の一環で「リラクセーション演習」を行い、猛暑にもかかわらず9名の教育ボランティアの方々が参加して下さいました。実施者は精神看護学専攻の大学院生3名です。
講義ではストレスの概念、ストレスが心身に及ぼす影響、リラクセーションを行う目的と方法について話を行いました。
本番に向けての準備段階では、リラクセーション演習に向けて必要物品の確認や役割分担をしながら進めました。実際に先生や先輩方を相手に講義、実践共に練習を重ねながら声をかけるタイミングや間合い、スライドの見やすさなどのアドバイスをもらい何度も訂正、練習を行いました。
本番では、皆さんの和やかな雰囲気に私自身が緊張をほぐしていただきました。講義の中では「心とはどこに存在するものなのか」「自律神経失調症といわれたがそれはなにか」など多くの問をいただきました。勉強不足でうまく答えられないところもありましたが、質問に対して改めてみんなで考える貴重な機会を持つことができました。演習では、「リラックスできた」「体が楽になった」などお褒めの言葉を頂き、実際にリラックス状態を体感して頂けたことがとてもうれしかったです。今回は和室全面を貸切り行いました。アロマを炊いて、電気を消し雰囲気作りも意識的に行ったことでリラックス効果をより高められたのではないかと考えます。
ボランティアの方々や先輩、先生方にご協力いただきながら、準備から実施まで自分で企画・実践させていただいたのは初めてでしたが、私自身とてもよい経験になりました。至らない点も多々あったかと思いますが、ご協力いただいたボランティアの皆様に深く感謝申し上げます。
文責 大学院博士前期課程精神看護学専攻 根元 由布子
授業の様子