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【教育ボランティア導入授業】公衆衛生看護活動論Ⅱ

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    授業の概要

    • 日時:2017年10月27日(金)
    • 対象学生:4年生
    • 教育ボランティア参加者:15名
    • 担当教員:都筑、波田、山下、藤本

    まちの保健室「生活体力を測ってみませんか?」に本学保健師課程の4回生が授業の一環として参加し、15名の教育ボランティア様にご協力いただきました。本事業では、地域住民の方々を対象に、体組成、骨量推定値、ヘモグロビン測定値、生活体力関連項目(握力、足指力、5m歩行、長座位、開眼片足)等を計測させていただき、測定後、本学教員による健康相談を行っています。

    今回、教育ボランティア様には、測定ブースごとに学生2名とボランティア様12名がペアになり、学生と一緒になって、来られた住民の方々の測定を実施していただきました。当初、やや緊張した面持ちだった学生たちですが、教育ボランティア様から優しいお声かけをいただき、それぞれのブースではすぐに和やかな雰囲気が出来上がっていました。学生は、ボランティア様とブース内での動き方を相談して役割分担を決め、その後も臨機応変に工夫を凝らしながら測定を行っていました。今年も、例年同様95名と大勢の地域住民の方々が測定に来られましたが、教育ボランティア様と学生の素晴らしい連携プレーのおかげで、次々と来られる住民さんに対しスムーズに測定を行い、大きな混乱もなく終えることができました。事業終了後には実施後カンファレンスを行い、各ブースを担当した教育ボランティア様や学生から、次年度に向けた改善点や課題が提案されました。

    地域住民と協働して事業を展開していく力は、これからの地域保健を担う保健師にとって欠かせない大切な能力です。今回、教育ボランティア様にご協力いただいたことで、学生たちは「誰がどのような役割を担うのか、担うべきなのかを考えることが必要」「ボランティア様にスムーズに協働いただくためには、どのように説明すれば良いかを考えることが大切」等、事業運営をするにあたり、保健師としてコーディネートする役割の重要性を実感することができました。

    将来、この学生たちが保健師として社会で活躍する時、教育ボランティア様から学ばせていただいたこれらの経験は、きっとかけがえのない学びへとつながったことと思います。ご協力いただいたボランティアの皆様、ありがとうございました。

     

    授業の様子

     

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