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【いちかんダイバーシティ看護開発センター国際交流グループ主催】 「COVID-19流行下における看護学教育」をテーマに、ダナン大学(ベトナム)とオンライン交流会を行いました。(2022.1.17)

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【いちかんダイバーシティ看護開発センター国際交流グループ主催】 「COVID-19流行下における看護学教育」をテーマに、ダナン大学(ベトナム)とオンライン交流会を行いました。(2022.1.17)
船木先生からのプレゼンテーション後のディスカッションの様子
【いちかんダイバーシティ看護開発センター国際交流グループ主催】 「COVID-19流行下における看護学教育」をテーマに、ダナン大学(ベトナム)とオンライン交流会を行いました。(2022.1.17)
ダナン大学看護学生からのプレゼンテーションの様子

例年、「海外看護学研修」で訪問するダナン大学ですが、COVID-19の影響もあり、昨年に引き続き今年度もベトナムへの渡航は断念いたしました。両校の教員で話し合い、今年はいちかんダイバーシティ看護開発センター国際交流グループが中心となり、以下のようなオンライン交流会を実施いたしました。日本からは約250名、ベトナムからは約60名と、多くの方にご参加いただき、大盛況で終えることができました。

交流会後のアンケート結果から、ご参加いただいた多くの方にとって、ベトナムと日本の看護学教育についての新たな発見があり、また、新たな価値観や発想に出会い、異文化への理解が深まった時間となったことが伺えました。

なお、日本語-ベトナム語の通訳は、非常勤講師のMs.Diepさんにお世話になりました。

 

【開催日と内容】

開催日  2022年1月17日(月)15:00~18:00

内容:

第1部:両校の教員による実践報告(COVID-19流行下における授業、演習、実習等)

第2部:両校の学生によるプレゼンテーション(COVID-19流行下における学生生活)

 

発表者とプレゼンテーションタイトル

【第1部】

発表① 神戸市看護大学 急性期看護学分野 講師 船木淳 先生

「オンラインシミュレーションを併用した周手術期看護ハイブリッド代替実習」

発表② ダナン大学医学薬学部看護学科 慢性看護学 講師 ヴォ バ ギア先生

「新型コロナウィルス感染症パンデミックの醸成における看護学科指導」

【第2部】

発表① 神戸市看護大学2回生

「Covid-19 に関する大学生活」

発表② ダナン大学医学薬学部看護学科学生

「新型コロナウイルス感染症パンデミックにおける授業の経験」

発表③ 神戸市看護大学2回生

「Covid-19 流行下における実習」

発表④ ダナン大学医学薬学部看護学科学生

「新型コロナウイルス感染症パンデミックにおける授業の経験”コロナ禍におけるオンライン授業”」

発表⑤ 神戸市看護大学4回生

「Covid-19 流行下での学生生活(3~4年生)」

 

【参加者からの感想(アンケートより一部抜粋)】

ベトナムの看護学生が、COVID-19感染者の直接ケアにボランティアとして携わっているという発表は、日本からの参加者にとって非常に印象に残ったことが伺えました。また、国が違っても同じような悩みを抱えていることを知って、ベトナムで生活している学生さんを身近に感じ、もっともっとお話がしたかった!という感想も数多くいただきました。以下では、ごく一部になりますが、お寄せいただいた感想を紹介します。

 

・学生がコロナ患者と関わることのできる機会にあることに驚き、とても勉強になりました。

・学生がボランティアとして病院でコロナの患者さんと関わっているということは、日本と異なっていて、どういう仕組みなのか、その経験からどういうことを学んでいるのか、興味が湧きました。

・国が違っても、コロナの影響で感じていることが同じだと知りました。また、学生がコロナの感染対策活動に参加できることを知り、私も参加してみたいなと思いました。

・ダナン大学の学生が、私たちと同じようにオンライン授業を受けていることや、コロナ患者へのボランティア活動をしていることを、新たに知ることができた。

・Covid-19に直接かかわるボランティア活動の話から、ベトナムは国として質の高い看護師を育成しようとする姿勢すら感じられた。それに伴い、ベトナムにおける看護職員養成カリキュラムや、それに係る国の社会背景等について知りたいと感じた。

・日本では実習病院で学生がコロナに感染しないようにコロナの病棟やコロナの患者と一切関わる機会がなかったけれど、ダナンではボランティアで積極的に学生が関わる機会があるということが新たな発見だった。また、背景や考え方の違いを知りたいと思った。

・Covid-19流行下による影響を受けているのは自分たちだけではないと改めて感じた。視野が広がった。

・日本だけではなく、他国でも同じようにzoomを使用した授業を行ったり、模擬演習や学内実習を行っているのだなという発見があった。

・違う国でも同じような悩みを持っているんだということを感じることができた。

・ベトナムでも日本でも看護大学におけるコロナ禍での授業については大きく変わりはないのかなと思いましたが、オンライン授業ではネットワークの環境の違いや、街の環境の違いがあり、ベトナムでのオンライン授業の難しさを知ることができたと思います。

・ダナンの学生さんも同じようにオンライン授業を受けて、実習の形態も変わってといったなかで不安や葛藤を感じたり、でもその中で頑張っていることを知って、自分も感染症下だからこそ得られた経験、学びを大事にしようと思いました。

・コロナ禍であっても、両校様々な手段を使って学習に取り組もうという意欲が感じられ、私自身も励みになった。

 

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