いちかん・まちの保健室
日本看護協会がおこなっている「看護協会まちの保健室」は、学校にある保健室のように「いつでも、だれでもが気軽に立ち寄って心や体の相談ができる」というキャッチフレーズで、2001年から開始された事業です。現在でも、全国各地の看護協会が様々な機関と連携しておこなっています。
これをうけて、本学では、兵庫県看護協会と連携し「いちかん・まちの保健室」を実施しています。本学が実施している事業は、一般の地域住民の方々を対象に、健康に関する講義や体験学習、健康チェックや健康相談などを行う「健康支援」、子育て中の保護者とその子どもを対象に、健康相談や子どもの発育測定、参加者間の交流促進支援などを行う「子育て支援(すこやかクラブ)」、こころの悩みを抱えている方を対象にした「こころと身体の看護相談」、もの忘れや認知症で不安やお困りのことがある方を対象にした「もの忘れ看護相談」です。本学教職員、学生が一丸となって取り組んでいます。
学生にとっては、「いちかん・まちの保健室」の各事業に参加し、地域住民の方々とさまざまな関わり合いをもつ中で、コミュニケーション能力や健康生活支援に関する実践能力向上につながっています。