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【研究助成金獲得の報告】遠隔ICUで医療従事者の負担軽減と充実感向上を目指す(佐藤 隆平 准教授)

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    療養生活看護学領域 急性期看護学分野の佐藤隆平准教授が、公益財団法人テルモ生命科学振興財団より「2025年度Ⅲ研究助成金」を獲得しました(贈呈通知日:2025年11月27日、贈呈式:2026年3月11日)。

    研究テーマは、「遠隔ICU が与えるバーンアウトと仕事上の充実感への影響の評価」です。

    遠隔ICUは、ビデオ通話やコンピュータシステムを活用し、集中治療に熟練した医療従事者が重症患者の治療を支援する仕組みです。ICU勤務者はバーンアウトのリスクが高く、その割合は40%を超えると報告されています。バーンアウトは離職や患者安全に影響するため、対策が急務です。

    本研究では、全国のICU勤務医師・看護師を対象に、遠隔ICUの支援がバーンアウト軽減や仕事の満足度向上に寄与するかを調査します。つまり、「遠隔ICUは患者治療だけでなく、医療従事者の働きやすさにも良い影響を与えるのか」を検証する研究です。同研究は、本学の複数の教員の他、本学の学生、共同研究機関(近畿大学、横浜市立大学附属病院)の先生方から成るチームで遂行されます。

    佐藤先生は「歴史ある財団から助成をいただきました。丁寧に研究に取り組みたいと思います」と語っています。

     

    詳細はこちら(テルモ生命科学振興財団):

    https://www.terumozaidan.or.jp/support/research.html

     

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