療養生活看護学領域 慢性病看護学分野の高山良子先生が、公益財団法人SGH財団より「第7回SGHがん看護研究助成」を受賞しました(授賞式は2025年12月6日)。
研究課題は、「がんサバイバーと家族員へのダイアド看護介入プログラムの開発」です。
本研究では、がん患者とその家族という“二者(ダイアド)”を対象に、看護師主導の心理教育介入プログラム「FOCUS」の日本版を開発することを目的としています。FOCUSは、がん患者と家族の心理的な負担を軽減し、相互理解と支え合いを促進するために設計されたプログラムで、海外ではすでに効果が報告されています。
高山先生は、このプログラムを日本の文化や医療環境に適応させるため、翻訳と内容の検討を行い、日本版FOCUSの構築を目指しています。
この研究は、がん患者と家族のQOLの向上をより実践的に支援する新たな取り組みとして、今後の看護実践に大きな貢献が期待されます。
🔗SGH財団 研究助成金受賞者一覧 https://www.sgh-foundation.or.jp/gan/nurse_assistance/
(今年度分は、授賞式後に掲載される見込み)
