文部科学省の「地(知)の拠点整備事業」の実施大学に選定されました!

文部科学省の補助事業である「地(知)の拠点整備事業(COC事業)」について、全国の342大学等から319件(共同実施含む)の応募申請があり、このうち、52件(56大学等)の事業が選定され、本学が申請した「地域住民と共に学び、共に創るコミュニティケアの拠点づくり」が、この一つとして採択された。

1 事業概要

本事業は、大学等が自治体と連携し全学的に地域に志向した教育・研究・社会貢献を進める大学を国が支援することで、課題解決に資する様々な人材や情報が集まる地域コミュニティの中核的存在としての大学の機能強化を図ることを目的としている。

2 予定事業費(申請額ベース)

平成25年度  19,066千円
事業期間   平成25年度 ~ 平成29年度(5年間 総事業費138,180千円)

3 本学での取り組み

2025年には、神戸市でも75歳以上の人口が現在の2倍に増加すると予測されており、在宅ケア体制の整備と高齢者の自立支援は全市の課題となっている。
本事業の取組みでは、このような地域の課題を地域住民と本学との協働作業により解決することを目指し、主に以下の取組みを推進する。

(1)継続看護教育の強化

  継続ケアにおいて重要な役割を果たす継続看護の教育を強化し、卒業生全員に病院や施設でのケアと在宅ケアの接続を計画・実行できるための基礎的能力を身につけさせる。

(2)訪問看護教育の強化

  保健・医療・福祉によるチームケアの核となって医療・介護と患者・家族とをつなぐことのできる訪問看護の人材育成を行う。

(3)地域ケアシステムの構築支援

  地域住民のケアを支える多職種間ネットワークの機能に関する研究を実施することにより、よりよい連携のあり方を探求し提案する。

(4)地域住民のネットワークの構築支援

  教員や学生と地域の民生委員・児童委員や自治会、地域住民とのコラボレーションによって、健康相談、ミニ講習、健康測定などの健康増進・疾病予防活動を行い、地域住民とのネットワーク構築や地域のリーダーづくりの手助けを行う。

4 本事業の連携体制

 本学は、平成19年12月に西区役所と協定を締結し地域連携を深めてきたが、本事業の実施にあたっては、高齢化率の高い須磨区北部に拡大し、地域のニーズに合わせた高齢者向けの活動を強化する。


<参考>
「地(知)の拠点整備事業(COC事業=Center Of Community)」とは
○ 事業の概要
  ・ 地域の課題(ニーズ)と大学の資源(シーズ)のマッチング等により、地域と大学が必要と考える取組を全学的に実施する。
○ 事業のねらい
  ・ 大学と自治体が組織的・実質的に協力し事業を実施する。
  ・ 全学的に地域を志向した教育・研究・社会貢献を積極的に進める大学を支援する。