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看護学実習の概要と年次進行

看護学実習では、さまざまな健康状態の人々と関わるための基本的専門知識と技術を学内演習で習得したのちに、隣地・臨床における実習体験を通して生命の尊厳を感受し、深い洞察力と豊かな想像力に根ざした倫理観を養い、自己の責任のもとで実践的な問題解決をしていくために必要な看護実践能力を養います。

各実習の実施目的と実施時期及び期間は次のようになっています。

*看護学実習の年次進行図をご覧ください。

1.基礎看護学実習
実施期間:2年生前期の9月頃、3週間
援助的人間関係を築くこと、対象者を全体的に理解しながら基本的ニーズを把握し、患者の力を生かして日常生活援助を実施すること、援助する自己を振り返ることなど、看護者としてのかかわりと援助のあり方を学びます。
2.健康生活支援学実習Ⅰ
実施期間:2年生後期の2月頃、3週間
保健福祉サービスを提供する場において、健康を維持・増進する人々の生活を理解するために、対象者に関わる力、および健康生活の支援のあり方について考える力を習得します。
3.健康生活支援学実習Ⅱ 
実施期間:産科実習は3年前期の1週間、保健福祉部実習は4年前期か後期前半の2週間
地域で生活する人々の健康を維持・増進するために必要な対象者のエンパワーメントやセルフケアを促進する能力、および社会資源を理解し対象者がそれを利用できるように支援する能力を習得します。
4.療養生活支援学実習Ⅰ 
実施期間:3年生後期か4年生前期。慢性は必修、精神・老年・小児は3つのうち2つを履修、各2週間
病院や施設において療養生活を送る対象者を総合的に理解し、その個人と家族に必要な必要な支援を判断・実践する能力を習得します。
5.療養生活支援学実習Ⅱ 
実施期間:4年生前期、訪問看護実習1週間、療養Ⅰで行かなかった精神・老年・小児いずれかの分野実習2週間
病院や施設から退院・退所していく対象者の、移行期に必要な支援を、他職種との連携・協働を通して実践する能力を習得します。
6.周手術期・クリティカルケア学実習
実施期間:3年生後期か4年生前期。3週間
周手術期における対象者のニーズを捉え、異常の早期発見のための観察力、判断力を育成するとともに、クリティカルな状況における環境が対象者および家族に及ぼす影響や看護のあり方について学びます。
7.総合実習
実施期間:4年生前期7月頃、3週間
既習の看護学実習を通して学んだ内容をふまえ、実際の看護チームの中でケアを実践することをとおして、専門職業人としての責任感と倫理観を含めた基本的な看護実践能力を習得します。